おここ

競プロなど

AtCoder 黄になりました!!

 

 

嬉しいね!!!

 

AtCoder で青になったのが 2023 年の 4 月 1 日に行われた ABC296 で、実はそこから1年以内に黄色になることを目標にしていたので、それが達成できなかったことだけ残念だったけど、それでも普通にめちゃくちゃ嬉しい。

 

一応 AtCoder Problems の色変時の状況を貼っておくか。とはいえ下埋めを全然してない以外は割と入黄達成者として普通くらいの感じだと思う。(正直他の人がどんなもんなのか全然把握してないんだよな。)

 

(画像貼るの飽きたしここまでで良いか。ここら辺まで見れば大体どういう感じか分かるでしょ。)


てかお前誰?

すいません。自己紹介が遅れました。おここと申します。(AtCoder: ococonomy1 Twitter: ococonomy4) 大学生です。えー、後はなんかあったかな。あ、さっき見てもらった通り、黄コーダーになりました。

 

あとは AtCoder 青になったときにこういう色変記事を書きました。この頃ははてなのアカウントを持ってなかった(これは嘘で、作ってはいたが動かす気が一切起きないくらい動かしていなかった。)状況なので note に書いてますね。今後は競プロのことはこのはてなに書いていくのでこの note は無理に追わなくて大丈夫です。

 

今回の色変記事の内容について

 

 

実は青コーダーの頃に考えていた色変記事の内容として「(元)寒色コーダーの目線でいろんな海外コンについて感想を述べます!」的なことをやろうと思ってたんですよね。私は比較的多くの海外コンに出てる方で、かつそれらの海外コンについて「このサイトはこういう特徴がある」みたいなのを寒色コーダーの目線で書いたものがないなと思っていたので、ちょっとは需要があるかもしれないし書こうかなと思っていたのですが、ちょっと書き始めてみて思いの外面倒だということに気付いちゃったので、諦めちゃいました。

 

でもこんなことを言っておいて一切触れないのも誠実でない(?)気がするので(日本の競プロコンテストをやっているサイトを含めて)雑にそれぞれのメリットを挙げておきます。

 

AtCoder - 問題文や解説が日本語だから読みやすい。ある程度競プロアカウントをフォローしておくとコンテスト後に流れてくる情報量が多い。

yukicoder - 問題文や解説が日本語だから読みやすい。問題傾向が広い。

AtCoder Problems(バチャ) - 問題文や解説が(略)。時間を測らずにやる下埋めや upsolve に比べて速解き力がつきやすい。

Codeforces - 「考え方の典型」みたいなものが身につく。 ARC に苦手意識がある人はとりあえず Div.2 を 30 回やりましょう。

CodeChef - 雑パターンマッチングでは解けないことが多いので考える癖がつく。思考停止でそれっぽいコードを書く癖が抜けやすい。

DMOJ - 時間の融通が利きやすい。頻度が少ないのでよく問題傾向が分かってない。

TLX(toki) - 順位システムが AtCoder に近くて分かりやすい。頻度が少ないので問題傾向がよく分かってない。

 

こんな感じですね。本当はもっとそれぞれのサイトごとにどういうコンテストがあってこういうメリットデメリットがあって……、みたいなことを書いたりそれぞれのサイトのリンクやスクショを貼ろうと思っていたのですが、面倒だったのでここら辺にしておきます。詳しく知りたい人はおここに聞いてください。(気軽に人に尋ねられない人のためにちゃんと説明した記事を書こうと思っていた気がするのだが……。)

 

ここからは、色変記事らしく精進の話とか感想とかの話をしていきたいと思います。

 

コンテストに沢山出る意義

 

先ほども言いましたが、私の青コーダー時代の精進の特徴として、コンテストにいっぱい出たというのがあります。今調べたところ、AtCoder の rated 出場が 165 回、Codeforces の rated 出場が 46 回、CodeChef の rated 出場が 13 回らしいです。(思ったより多くなかったな……。)あとは AtCoder Problems のバチャに 199 回出ていますね。(これはさすがに多い方だろ!)

 

で、コンテストやバチャに沢山出る意義として、速解き力・安定性がつくというのがあると思っています。下埋めとか upsolve とかやるとき、恐らく多くの人がそこまで時間を気にせずにやってると思うんですが、コンテストやバチャに出ると前半の自分にとってそこまで苦労せずに解ける問題も、速く、確実に、解けるように意識するんですよね。その積み重ねが他のコンテストに活きてきて、今まで 90% の確実性で解けた問題が 95% や 99% の確実性になったり、今まで 20 分で解けた問題が 15 分や 10 分になったりすると思います。(少なくとも私は、なりました。)

 

ここら辺の話は自分のレートより一色分くらい下の difficulty の問題のことを想定しているんですが、それらの問題を速く、確実に解けるようになると、当然下振れは上がりますし、実は上振れも上がるんですよね。

 

というのも、崖回だったら速解きでパフォーマンスは大きく伸びますし、さらに崖じゃなくても、今までなら厳しかった適性ちょい上くらいの問題にかけられる時間も増えるので、コンテスト中に多く解く力にも繋がるというのもあります。コンテスト終了 5 分後にやっと通せたということがあったとき、次はコンテスト中に通せるように無駄な考察を減らそうとか、スムーズに実装しようとか思うのが自然な人間の考え方ですし、実際私もコンテスト後はそっちに意識が向くんですが、手前の問題を素早く解いて 5 分を捻出する、というソリューションもあるというのは言っておきたいですね。

 

まあそんな訳で、コンテストとバチャにいっぱい出て、速解き力と安定性をつけるという精進が、お勧めです!

 

コンテスト振り返り

 

せっかくだし AtCoder で青になってから黄色になるまでの印象的なコンテストを振り返っていきたいですね。私は自分語りが好きなのでこういう話を無限にしたい。

2023年 4-6月

青になった直後。2023年4月1日に青になったので「青になってから X か月」みたいなのが計算しやすいことで知られている。実はこの青になった ABC296 が初めての ABC での黄パフォだったのだがこれ以降ちょくちょく ABC で黄パフォが出せていてすごい。あとやっぱり目を見張るのは ARC160 の灰パフォでしょうか。緑-水コーダーだった頃は ARC で水-青パフォをちょくちょく出していて ARC に得意意識があったがここで灰パフォを出して結構心が折れた。この頃から ARC にはしばらく苦手意識があった気がする。

 

あとちょくちょく unrated になっていますね。 DDoS 攻撃とかジャッジ詰まりとかあった頃ですね~。個人的にはここら辺の unrated 回でちょっとだけ助かっていたんだよな。これが全部 rated だったらこの頃のレートが -10 くらいになっていたはず。(ちゃんと計算したわけじゃないけど、そのくらいな気がする。)

 

2023年 7-9月

青と水を行ったり来たりしている。この頃 AtCoder の色の伸ばし方がマジで行方不明だった。あと ICPC の国内予選があったり JAG 夏合宿があったりで競プロモチベ自体は低くなかったのが救いか。 JAG 夏合宿(9月中旬)で同じ部屋になった黄コーダーの話を聞いたり、Day1 で青コーダー 3 人のチームでめちゃくちゃ好順位を取ったことで上振れ力に自信がついたりしたことで、安定性を上げたいしレートより低めの difficulty の問題をバチャで積極的にやろうみたいに考えるようになった気がする。

 

2023年 10-12月

ABC の 2400 パフォが 2 つも!!!!この頃から明確に ABC が楽しくなり始めた。ARC や AGC に関しては、 ABC の普通が ARC/AGC のちょい上振れくらいで、 ARC/AGC の下振れは ABC だと相当でないようなパフォーマンス、という感じだったから苦手意識はあった。あとこの時期はモチベが高くて海外コンを結構やっていた気がする。ただ海外コンの成果はこの時期はまだ表には出てないね~。あと 11月にあった ICPC の Asia Yokohama Regional の大会当日にそれまで結構繋いでいた AtCoder Problems の streak を切らしてしまい、それ以降 streak を繋ぐモチベが下がったが、競プロ全体のモチベに関してはそこまで下がらなかったな。そもそも streak を繋いでいた時期も灰 diff で繋いでいた日がちょくちょくあったし。

 

2024年 1-4月

 

色変直前のこの数か月が一番波乱万丈だった気がする。二週連続で出した 2400パフォ(ABC337,ABC338)、あと一回 2400 出せば入黄というところから4回連続で冷えて失った120ものレート、今まで苦手意識があった ARC/AGC での橙パフォ、そしてレートが1950 を超えておりいつ入黄してもおかしくない状態が3週続いての、初 ABC 全完で入黄。ABC での上振れが増えたのはバチャをいっぱいやったおかげだし、 ARC と AGC で橙パフォを出せたのはコドフォの Div.2 をいっぱいやったからだと思う。やっぱり自分がやってきたことが数字に反映されるのは嬉しいね。別に競プロの精進を苦しいと思ったことはないが、それでも何かが報われた気がする。

 

これから

 

 

今年の初めにこんなツイートをしたが、このジンクスというのは正確に言うと「具体的な目標を他の人に言ってしまうと達成できない」というもので、もう達成してしまった目標や、期限を過ぎた目標については無効だと思っている。で、誰にも見えないところに今年の目標を書いていたのだが、それがこんな感じである。

 

達成していない目標については黒塗りになっている

自分でもびっくりなのだが4月時点で 4分の3 達成できている。(AtCoder 黄に関しては期限が守れなかったけど代わりに CF 薄橙タッチが 3 月で AtC 黄が 6月に間に合ったのでギリセーフってことで。(そんな理屈が通用したら、ダメだろ。))なので今後は、達成していないから黒塗りにしたもう一個の目標を達成できるように頑張っていきます。あともう一個「今年中に達成したいと思っていること」があったのだがここに書いてなくてビックリした。まあそれも公開できるように頑張ります。

 

ここまで読んでくれてありがとう!

 

おここより